地域貢献プロジェクトとは

 奈良県内で農業に関わる人々を訪ね、ヒアリングや農業体験の中から、農産物の生産から販売に至る流れと、「農」にかかわるビジネスについて学んでいます。

 食料供給のあり方そのものが問われる中、「農業」にかかわる人びとも変化の方向を模索しています。安全・安心・環境・人づくりなどの観点から新しい農業のあり方を模索する奈良県内の農園を訪ね、農業の実情や生産者としての思い、将来への展望について、農作業体験を交えながら学んでいます。

 また、NPO法人奈良グリーンサポートネットの助力の下で、遊休地の解消と景観保全、循環型地域社会の実現を目指す「菜の花プロジェクト」に参加し、有機栽培・無農薬にこだわって栽培したナタネを搾油して「大和菜花油」と名付けて販売活動を行っています。これを収益性のある特産品へ育てることによってナタネ栽培面積を増やし、休耕地の解消に資することを目標に、講義で学んだ知識をもとに、販売や広報の方法等を検討し実践しています。

 さらに昨年は、ナタネ収穫後の圃場を利用して「信濃大そば」と「信濃夏そば」の栽培にも挑戦し、地域の人々を招いてそば打ち体験教室を開催ました。小さな畑ですが、アイデアと実行力次第で景観、収益、賑わいづくりなど多方面に貢献する可能性を持っています。そうした「場」が後継者不足唐を理由に放置され荒れていくのはほんとうに「もったいない」ことです。

 現在、私たちの小さな畑は、春に黄色い菜の花、秋に白いソバの花を咲かせて山の辺の道を行くハイキング客の目を楽しませています。いつかこの光景が珍しいものではなくなり、ここを訪れる人、ここに暮らし働く人が元気になることを目指して、活動を続けています。

奈良産業大学ビジネス学部

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