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◇2011-07-02 (土)
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第4回「王寺町り~べるカレッジ」を開きました

王寺町地域交流センターで7月2日、公開講座の第4回「王寺町り~べるカレッジ」を開きました。今回はシリーズ2「生活を科学する」の1回目です。

講師は情報学部の米川雅士専任講師で、テーマは「宇宙を利用する生活」です。世界が注目し取り組む宇宙開発の現状などを、わかりやすく伝えました。宇宙ではコップ1杯の水が約200万円するという話に、聴講者から驚きの声が上がり、会場は真剣な表情の受講者で熱気に包まれていました。

そして、技術開発により日常生活で身近に利用されているカーナビや携帯電話などの位置検索や天気予報、衛星放送、さらに、低反発枕や宇宙下着といった身近な製品の誕生から、ロケットビジネスや宇宙発電所計画など、将来に向けてどのような宇宙ビジネスが動き出そうとしているのかなども、莫大な費用面と実現可能な技術面から紹介しました。

特に、聴講者からも質問が相次いだ位置検索の測位システムに関しては、アメリカ、ロシア、中国、日本、EUが衛生を打ち上げているが、アメリカのシステム「GPS」の軍事目的以外の一般用を利用して、4機の衛星から同時に受信することで、自分の位置を導き出していると話しました。そして、各国が衛生を打ち上げるのは、インフラととらえているからだと伝えました。

また、地球上の通常の環境で製造不可能だった巨大磁石が、宇宙で製造可能でコストダウン化したため、リニアモーターカーの計画が実現へ向けて早まったという話もあり、皆、興味津々の様子でした。

最後に、自身の研究について語りました。安い海外産木材に対し、どのようにすれば国内の木材を利用してもらえるのかに着目した内容です。GPS機能などを利用し安定的に生産できる方法として、どこの山にどのくらい成長した木がどれだけあり、いつごろ切り出せるかという情報を、必要とする関係者同士が共有して簡単に情報を得ることができるようなシステム作りに取り組んでいると紹介し、今講座を終了しました。