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◇2010-06-12 (土)
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第15回なら講座が開かれました

6月12日(土)、13日(日)の午後、奈良女子大学記念館で第15回なら講座が開かれました。
これは奈良県大学連合に所属する国・公・私立大学12校が連携し、教育研究の充実向上を図るのみならず、奈良の文化・学術の創造、地域住民・産業界への貢献を目指す公開講座で、本学が昨年・今年と幹事校を努めています。

"奈良から歴史・人間・環境を考える"ことを謳った「なら講座」、今年は遷都1300年にちなんだ内容を組み、12日は13時10分から帝塚山大学人文学部准教授・鷺森浩幸氏による『聖武天皇と光明皇后』、15時からは奈良大学文学部教授・西山要一氏による『文化遺産に見る奈良びとの保存・継承の知恵~校倉・お身ぬぐい・原始林』と題した講義が行われました。

最初の講義は、平城京の主人公である聖武天皇の治世25年の混乱の後半を、光明皇后、藤原氏との絡みにスポットを当て、史実から垣間見える興味深い話を盛り込んだものでした。

続いては、正倉院宝物をはじめ奈良の文化遺産が今に伝わるのは、校倉や唐櫃という収納法をはじめ、伝統行事の継承によるメンテナンスなど、先人の知恵と、春日山原始林など自然の環境浄化力によるものだと、科学的な調査研究資料を示しての内容でした。

参加者は県内外から82名。それぞれ、熱心にメモを取りながら聴講されていました。関東から最近奈良に戻ったという女性は「奈良の重みがわかり、もう少し深く学びたいと参加しました」と語り、伊賀市から奈良に越してきたばかりというご夫婦は「奈良のすばらしさに出会えました。また来たいです。」と喜んでおられました。

会場の奈良女子大記念館(国重文)は、明治建築の粋を凝らした重厚モダンな建物で、帰りがけに記念撮影する姿も見受けられました。