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◇2010-05-22 (土)
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本学公開講座「王寺町りーべるカレッジ」を開催しました

王寺町地域交流センターが取り組む「出会いとにぎわいの街づくり」構想の一環として、平成17年から本学と共催で行っている公開講座「王寺町りーべるカレッジ」。今回は「文化の探究」をテーマに全3回にわたる講座の第1回目として、情報学部の竹田治美講師による「長安の日本人-阿倍仲麻呂(あべのなかまろ)と漢詩-」と題された内容で実施しました。

日本の歴史を振り返ると、アジアとの関係構築に一生を捧げた日本人が多く存在しています。わが国最古の留学生として、奈良から中国・長安に旅立ったことで有名なのが阿倍仲麻呂。講座ではまず、遣唐使として海を渡り、玄宗皇帝に仕えた54年間の唐生活の末、異郷で生涯を終えた仲麻呂の生涯について、竹田講師による丁寧な解説が行われました。

本学で留学生対象の日本語講座を担当する竹田先生は、アジア人留学生の注目が平城遷都1300年事業でにぎわう奈良へ集中しているとこや、自身の経験を重ねたうえで「17歳の若さで唐へ渡り、"天下の難関"と目される科挙試験を突破しながらも、望郷への思いを抱きながら異国に骨を埋めた仲麻呂を通して、留学生の日々の喜びや悩みについて興味をもっていただければ」と語りました。
その後、李白や王維などとも親交が深く、歌人として数多の作品を残した仲麻呂の詩を解釈しながら紹介し、竹田先生のきれいな中国語の発音を楽しみながら、考察を試みました。


次回の「王寺町りーべるカレッジ」は6/5(土)、第1シリーズ「文化の探究」の2回目として「人形ファンタジーに見る現代の家族」をテーマにお届けいたします。
皆様のご参加をお待ちしております。