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◇2013-06-14 (金)
cl.both
1年次生を対象に人権講演会を実施
1年次生を対象に人権講演会を実施
1年次生を対象に人権講演会を実施
makican

1年次生対象の人権講演会を開きました。「人権について考えてみる」をテーマに、本学の非常勤講師で憲法を専門とする小林直樹先生が講演しました。

講演では、学生にとって接しにくいと感じられるテーマの「人権」について、アニメに描かれた弱肉強食の世界を例に確認。続いて、「人権」の歴史を振り返りながら市民革命が起きた経緯、及び各国の憲法に取り入れられている英国のジョン・ロック(1632~1704)の人権思想を紹介しました。

J・ロックの人権思想とは「人は自然権、すなわち生命・自由・財産の権利を生まれながらもつ。それらの権利は、政府あるいは他者(権力者)から奪われない」というものです。

また、憲法により保障される「人権」とは何かを考え、国家の緊急事態を口実に人権保障の憲法を破棄したヒトラーにより、「人権」が無視された時代について、アウシュビッツ強制収容所の真実を描いた作品「夜と霧」を鑑賞しました。そして、「ある国の特別なことだったのか?」と疑問を投げかけ、人権感覚が無くなると、人間は獣のようになるとして、たった二十数年前の世界のある国で、戦争犯罪が行われていたことを伝えました。

最後に、改めて人権についてきちんと考え、人の尊厳や命を意識し、尊重する必要があることを訴え、そのためにも、理不尽な要求やいじめ、体罰問題など身の回りのことから考えることが大切と強調。小林先生は「人権とは人の痛みを感じられること。相手が傷つくような、からかい半分の言葉は、人権感覚が狂っているとしか言いようがない。自由に生きていける現状も、人権保障がなければどうなるのかをイメージすることが大切です。人権が保障される社会になるかどうかは、君たち次第。これらを意識して大学4年間を過ごしてほしい」とメッセージを送りました。