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◇2013-10-19 (土)
cl.both
王寺町り~べるカレッジ「映画の歴史(後半)」を開催
王寺町り~べるカレッジ「映画の歴史(後半)」を開催
王寺町り~べるカレッジ「映画の歴史(後半)」を開催
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王寺町り~べるカレッジ「映画の歴史(後半)」を開催
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本学の公開講座「平成25年度王寺町り~べるカレッジ」のシリーズ3「映画について学ぶ」の4回目を、王寺町地域交流センターで開催しました。

前回に引き続き、本学情報学部の山田尚教授が「映画の歴史~トーキー映画・音(声)の持つ意味~」をテーマに講演し、映画に音が付いたトーキーの登場により、映像のみならず俳優や女優らも大きく変化した映画の世界について、「雨に唄えば」「12人の怒れる男」「チャップリンの独裁者」の3作品を視聴しながら、それぞれの特徴や映画に込められた思いなどを解説しました。

はじめに、映像に音のない「サイレント・ピクチャー」と、音のある「トーキング・ピクチャー」を比較。「サイレント」では俳優の表情や不自然すぎるほどの大きな動きがポイントだったが、「トーキー」になるとセリフの存在で細かなニュアンスや複雑な人間関係を表現できるようになり、ドラマの形が生み出されたことなどを確認しました。

そして、「トーキー」の特徴として、ミュージカル映画など音楽が加わった新たなジャンルが誕生したこと、セリフの存在により自国語への吹き替えが始まったこと、人間の感情を表すための沈黙(間)を映像で表現できるようになったことなどを紹介しました。

続いて、字幕について紹介しました。欧米では、口の動きに合わせて自国語のセリフが聞こえることを望む一方、日本では日本特有の活弁士の影響もあり字幕を望む傾向が大きく、現在でも映画館では吹き替え版と字幕スーパー版が存在することを語りました。しかし、時流として、耳から聞こえる音を目で見るという不自然さよりも、吹き替えがグローバルスタンダードになりつつあると伝えました。

最後に、参加者からの「今後の映画の展望」という質問に対して、山田教授は「映画に3Dを登場させるなど創意工夫がなされてきたが、日常の3次元と映画の3次元は異なる。最近のテレビドラマで大ヒットした『半沢直樹』の作品のように、特別な映像技術を使わなくとも、ドラマの基本をきちんと作ることが大切」と締めくくりました。

なお、今回で今年度の講座を全て終えました。シリーズ3を全て出席された受講生と、年10回の講座を全て出席された受講生の皆さんに、皆勤賞をお渡しし、続いて、本学、地域連携推進委員会の豊田委員長の挨拶で終了いたしました今年度も多くの方々にご参加いただき、ありがとうございました。

11月9日13時からリーベルホールにて、「王寺町り~べるカレッジ・シンポジウム」を開催いたします。お誘い合わせの上、お越しください。