本当に救われた気持ちがしています
                            谷 本  勲(三重県)
植田均先生:
 先生のお力をお借りしまして私の受講感想文が中国語を学習されている皆様に伝えることができることを大変嬉しく思います。これは初心者の真実の気持ちを語ったものです。よろしくお願いします。
 先生が「中国語検定試験・1日講習会」当日、おっしゃられましたことに対して、私の感じていたことですが、ありのままの表現で行いますと次のとおりになります。
 これは、私の大胆不敵な発言でありますから、失礼になることを心配してためらいましたが、あえて申し上げます。正直な感想です。私の観点及び勉強法についてアドバイスいただけるようでしたら幸いです。

 「ネィティブスピ−カーよりも先ず日本人の中国語のプロに教えを乞うことが良い」
とのお言葉に対して、私の1年余りの駆け出し学習で全くそのとおりと思っています。それは本当のことです。
 その理由ですが、私は会社の業務指示もあり、社内中国語講座で上海人の女性に週1回を1年間受けました。さらに毎土曜日は、地元の北京人の女性に半年勉強しました。
 二人の先生の発音へのこだわり、二人の発音の違いが良くわかりましたが、教科書とおりの説明で、文法へのこだわりが全くありません。
 また、次のようなこともあって学習成果が良くありませんでした。中国人の会話教室で、
「北方の表現である」
と上海の先生に否定されたり、さらに文法的なことを質問すると北京人の先生との見解が異なるときもあり悩むことが多くありました。
「いっぱい聞けて、いっぱいしゃべれる」
は私の場合、消化不良を引き起こしてしまったのです。

 この時に中国語も大切ですが、「中国の文化・習慣」を学ぶことの大切さを痛感しました。そして中国に短期留学も考えました。そうしているうちに、学習成果が停滞し始めました。
 この学習経緯は決してネィティブスピーカーの先生の教え方にクレームするものではありません。私は、
「日本人には、日本人の中国語の勉強方法があること」
にまったく解らなかったのです。
 私は、今、この「中検・1日講習会」に参加したことで、このことを知り、本当に救われた気持ちがしています。
 留学は先送りしてでも、「中検を自己学習評価基準」とし、しっかりと基礎を身につけてからにしようと思っています。今では、「それでも遅くありませんと言えます」。
 今までの成果をあせるばかりの学習から一転して自己学習で何処までやればよいのか迷う不安感が一掃されました。
 「中検・1日講習会」の先生にお会いできて本当に良かったと思っています。感謝いたしております。
 先生の益々のご健勝を心よりお祈りしております。


 【これは、2004年5月16日に「1日講習会」を行った結果の受講感想文である。谷本様のおっしゃる通りです。しかし、中国語検定協会には「大胆不敵」な文章よりも「穏便な」文章を推薦しておいた。なお、検定協会にはこの他に今回、5編の感想文が掲載されている。植田均】